KASHIWAの歴史
はじまりはミルクピッチャー
地元燕市で大手親工場よりプレス加工を受注する下請け町工場として創業したのは現社長である猪熊尚が23歳の時でした。
下請け仕事をこなしながら、小さいながらも自社製品を持ってメーカーになりたいと願って最初に手がけた自社製品は、当時から得意としていた「プレス絞り加工」の技術を活かしたステンレス製ミルクピッチャーでした。
当時の喫茶店で、この可愛い形の器を目にされた方も多いと思います。
下請け仕事をこなしながら、ミルクピッチャーがようやく定番になった頃、次に何を自社製品として製作しようか?と考えた時、やはり得意な絞り加工の特性を活かした製品を、というところで挙がったのが調味缶でした。
調味缶は本体とネジを組み合わせてひとつの製品になるため、ミルクピッチャーに比べより高度な絞り加工技術を必要としました。
プレス絞り加工の技術について試行錯誤を繰り返しながら調味缶を作り続けて30年余・・・
当社の絞り加工技術の歴史がつまった調味缶は、業界随一の豊富な種類を揃え、業務用からご家庭まで皆様に安心してお使いいただける調味缶となりました。